2014/11/29

アクアパッツァ

今週の週末レシピは「アクアパッツァ」です

聞きなれない名前かもしれませんが、
イタリア料理では結構メジャーな料理だと思います

ナポリがあるカンパーニャ州などの南の地域が
発祥の料理だと言われてます

アクアパッツァって名前ですが、
日本語に訳すと「狂った水」とか「奇妙な水」って意味です

作り方は後から紹介しますが、
水に材料を入れて作る時に
沸騰して水が暴れている様子を名前にした物だそうです
って思ってましたが実際は違うみたいです(笑)

今回の記事を書くのにWikipediaを調べてみると
昔、中部のトスカーナ地方で作られていたワインから来ているらしいです

昔、トスカーナ地方に悪い地主が居たらしいです
その地主に納める為に、小作人が適当にワインを作ったそうです

その、適当に作ったワインに色が似ている為に
アクアパッツァって名前になったらしいです

そんなアクアパッツァの作り方ですが、
これを使いました





アクアパッツァの素です(笑)

これがあれば、魚とプチトマトがあればアクアパッツァが簡単に出来ます

今回の魚は「鱈」を使いました





アクアパッツァに向いている魚は、
白身の魚とか、あんまりクセが無い魚が向いていると思います

作り方は、鱈の水気を取って
オリーブオイルを引いたフライパンで両面に焦げ目が付くくらい焼きます




焼きあがったら、
アクアパッツァの素とプチトマトを入れます

今回、プチトマトを買いに行ったんですが、
思った以上に高かったので、
普通のトマトを角切りにして入れました(笑)




あとは、蓋をして煮込んで
お皿に盛ったら完成です


彩にカイワレを添えてみました

このソースの色が、昔のワインに似ているって事なんでしょうね

味ですが、
ソースにかなりしっかりと味が付いてます
ソースだけ食べると濃い味付けですが、
鱈と一緒に食べると丁度良い味付けになります

余ったソースは、パンとかに浸けて食べると美味しいです

アクアパッツァの素があると簡単に出来ますが、
基本的にアクアパッツァは
魚介類と水、オリーブオイルを一緒に煮込んだ料理なので
レトルトの素材が無くても簡単に作れます
ただ、やっぱりアサリとか沢山の魚介類があった方が
旨味が出るので、もし何にも無い状態から作る時は
色んな具材を準備してくださいね(笑)

メーカーが違う他の会社からも
アクアパッツァの素って売っているみたいです




さて、今回のワインですが、
アクアパッツァがカンパーニャ州の料理なので
その地域のワインを紹介したいんですが、
この前買って来たフランス産のワインがあるので
今回はフランス産のワインを簡単に紹介します

ワインは好きですが、あんまり詳し事はわからないんですよね
さらに、フランス産のワインとかになるとサッパリです(笑)

この前買って来たワインは
ぶどう品種が「シャルドネ」です



フランスの有名な白ワイン「シャブリ」ってあるんですが、
シャブリはスッキリした辛口が特徴らしいです

シャブリもぶどう品種はシャルドネを使ってます
残念ながら、このワインがシャブリじゃ無いんですが、
シャブリと同じ様にスッキリしていて飲みやすかったですよ(笑)

ちなみに、シャルドネってぶどう品種は、
世界中で作られていて、
イタリアはもちろん、日本でも作られているぶどう品種です

8 件のコメント:

まゆみさん さんのコメント...

ワイン色に似ているといっても
実際に見てみるとワイン色には見えませんね(笑
小作人が適当に作ったワインって悪い地主さんには
気に入られたのでしょうか?

プチトマトは季節はずれですものね。
うちのスーパーでも248円ですよ。
鱈はこれからが旬ですね。
身が雪のように白いから魚へんに雪と書くのだそうです。
たらふく食うという言葉の由来は
鱈はものすごい大食いだからだそうです。

心姫 さんのコメント...

なんとなく、アクアパッツァって、
尾頭付きの魚で、豪快な料理のイメージなんで、
家で作れる物じゃない、って思ってました。
切り身でレトルトがあれば家でも出来ますね。

蓮見 さんのコメント...

私もそう思ってました (゚Д゚)
そうかぁ小さい鯛とか切り身でも良かったんですね
このレトルトならいつでも簡単に美味しくできそう♪
スーパーへいく時チェックしてみましょ!


アクアパッツァ

しばいつん さんのコメント...

こんばんは。
アクアパッツァって聞いたことはありますが
なんなのかは知りませんでした。
ガブさん料理上手なので色合いがとてもいいです。
勉強させてもらってますよ。
まだまだだけど・・・。
あと1ヶ月なので安いワインでも買ってみようかな・・・。

Gabriel. さんのコメント...

まゆみさん
小作人が作ったワインですが、もう少し詳しく書けば良かったですね
普通は、ぶどうの実で作るワインですが、
そのワインは、ぶどうの茎とか種と搾りかすとか
絶対に普通のワインには使わない物で作ったワインみたいな物です(笑)
とりあえず、色がワインに似てるってだけで
多分、飲んでも美味しくなかったと思いますよ
地主が嫌いで、嫌がらせで作ったワインなんでしょうね
なので、今回のアクアパッツァの写真みたいに
普通に考えるとワインに見えない色をしていたと思います

ほんと、プチトマトも高くなりましたよね
鱈の名前にはそんな由来があるんですね
イタリアでも鱈は結構食べるんですよ
今度、イタリアの鱈の記事でも書きたいと思います(笑)

Gabriel. さんのコメント...

心姫さん
レストランとか、テレビで見るアクアパッツアは
豪快な魚丸ごとの料理ですもんね(笑)
今回みたいな切り身だと簡単に作れますよ
食べる時も切り身の方が楽ですしね(笑)

Gabriel. さんのコメント...

蓮見さん
やっぱり、尾頭付きの魚をイメージしますよね(笑)
見た目を気にするなら、小さい鯛とか小さい魚を使えばよいですし
食べる事を考えると、切り身が良いですよ(笑)
スーパーの鮮魚売り場の近くに売ってありました

Gabriel. さんのコメント...

しばいつんさん
今回は、レトルトをそのまま使っただけですし
色合いとかもあんまり考えないで作りましたよ
今回は、レトルトの素に書いてある具材とかを使ったので
結果的にこんな色合いになったんだと思います(笑)