イタリアのパン

今日は、イタリアのパンについて少し記事にしたいと思います

先日、イタリア料理クイズを出題したんですが

その時に問題にしようか悩んだんですが

おそらく、正解率が悪そうなのでやめてしまったんです（笑）

イタリアには

地域ごとに特色のあるパンがあります

イタリア料理にとって

パンは必要不可欠な物ですからね

例えば、今はイタリアのどこに行っても食べれる

グリッシーニですが

元々は、ピエモンテ州が発祥と言われています

そんな中で

自分がイタリアに渡って最初に食べたパンが

Pane Mantovano（パーネ・マントバーノ）

マントバ風パンでした

このマントバ風パンですが

通常は、あまり使われない食材が使われています

その食材とは何でしょうか？

……

……

って出題しようと思っていたんですが

殆どの人が分からないですよね（笑）

正解は、

ラードが練り込んであって

食べるとパサパサした感じなんですよね

正直、このパンって美味しくないなぁ〜って思っていました（笑）

しかし、数週間経つと

このパンが美味しく感じて来るんですよね（笑）

マントバの気候と風土

そして、マントバ料理にピッタリと合ったパンなんです

マントバって、湖に囲まれた町なので

かなり、湿気とかが多い所なので

逆にパサパサしたパンでも美味しく感じるのかもしれないですね

他には、

ルネッサンスの都、フィレンツェのパンですが

こちらは、普通のパンには必ず使われる物が入っていません

それはいったい何でしょうか？

……

……

この正解は「塩」です

フィレンツェ（トスカーナ州）のパンには

一切、塩が使われていません

なので、パンだけ食べると

味気なくて美味しくないです（笑）

ただ、このパンには利点があって

残って硬くなっても他の料理に使えるんです

例えば

ブルスケッタ

（パンの上にトマトの角切りなどを乗せた料理）

パンのサラダ

パンのスープ

などなど

トスカーナのパンでしか作れない料理もあるんです

その地域でしか食べる事が出来ない料理って沢山あるんですが

料理以外にも食卓に並ぶパンにも特徴があるので

イタリアに行った際にはパンにも注目してみてくださいね

パンのスープの写真があったので

スープの写真だけ載せておきますね